夫の扶養に入れてもらったのに実は配偶者控除対象ではなかった件・・・。

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今日も今日とて確定申告です。そろそろ終盤。

「扶養に入っているから、12月はあんまり稼げないんだ」

「夫の扶養内で働きたいからパートで」

「パートだけど扶養を外れて働いて、社会保険にも加入したいな」

「扶養に入るより、正社員で。」

主婦の働き方も色々です。私は、これまでにいくつか仕事を変えましたがオットの扶養に入ることはありませんでした。

つまり、今年が初「扶養」になります。

今回は、夫の扶養に入っていて年末調整もしてもらったのに、配偶者控除対象ではないことが発覚した件です。

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そもそも配偶者の「扶養」というのは

よく「扶養」とまとめられますが、正確には配偶者は配偶者控除という制度を使っているので、扶養家族ではないのです。ことば的にはね。

配偶者控除=妻 または オットが対象

扶養控除=働いていない老親 や 16歳以上の家族で年間所得が38万以下が対象

私の場合は、①配偶者控除の対象になりますね。

とりあえず現行の配偶者控除は、

配偶者が、会社員や公務員の場合に、被扶養配偶者(第3号被保険者)として認定されると、保険料の負担をせず、国民年金と健康保険に加入することができる制度です。

日々稼いでいる人が払っているお金を元にして、将来の年金を都合してもらうわけなので、誰でもが加入できるわけではなく、以下の条件があります。

・入籍していること(事実婚は含まず)

・納税者本人と同じ家計で暮らしていること

・夫の個人事業の中で、青色事業専従者給与等を受け取っていないこと(要は「雇っている人の給与を経費とできる制度」を利用していないこと)

・パート・アルバイト主婦の場合には、所得が38万円以下であること

ん?38万円以下?

あれ?103万の壁ってよく言うよね?

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103万の壁は「給与」を貰っている人だけ??

そもそも、この計算をなんのためにしているかというと「収入のある人から、いくら税金を取るか」というのを決めるためなんですね。

まず基準額を決めてから、いくら税金をとるかを決めるわけです。

税金の種類は所得税住民税です。

なので、まず、基準額を決めないといけないのですが、稼いだ収入全部に税金をかけるのは、それぞれの人の事情もあるから大変だよね、ということで、いくつかの「特典」があるわけです。

・どんな人も色々大変だから38万円引いとくね。(基礎控除)

・仕事してて、色々経費もあるだろうから、経費は引いとくね。(経費計上)

・高校生や大学生のお子さんいると、出ていくもんも多いから引いとくね(扶養控除)

・年金生活も色々大変だから、ちょっと引いとくね(公的年金控除)

など

これらの特典が「控除」です。

配偶者の特典が「配偶者控除」

世間でよく聞かれる「扶養に入ってるから~~」というセリフ。

これは、会社員・公務員配偶者である特典を使えるか、使えないかというラインのことなんですね。

そもそも税金の基準は「所得」です。

    収入(稼いだお金)ー   控除(各種特典)=  所得

稼いだお金から控除分がひかれた金額、つまり所得に決まった割合をかけて税金が決まります。

配偶者控除は、仕事の主体がパートやアルバイトであることを前提としています。そして、パート・アルバイトをしている人は給与所得者に区分されます。

この給与所得者が実際に稼いだお金から、控除してもらえる65万円を引いた額が38万円以下なら、配偶者控除の対象になれるのです。

 

なぜなら…

さらに基礎控除という特典をひくと・・・・所得が0!(ゼロ)になるのです。要は税金がかからないってことなんですが・・・。

 

 

ちょっと表にしてみましょう。

稼いだお金(給与総収入)- 配偶者控除65万円 ≦ 38万円 ➡ 扶養OK

  100万円   - 65万円      = 35万円 ➡ OK 

  103万円   - 65万円      = 38万円 ➡ OK

=================壁壁壁================

  104万円   - 65万円      = 39万円 ➡ 

 

103万より多く稼いでしまうと、配偶者控除の条件を満たさなくなってしまうんですね。

但し、所得が38万円~76万円未満までは、配偶者特別控除の申請ができます。今回は省略しますが、総収入が141万円までは、金額に応じて控除があります。

 

退職年の基準日は税法上と社会保険法上で異なる

前置きが大変大変大変・・・・長くなりましたが、やっと本題に。

3月に仕事を辞めた直後に夫の会社に扶養申請をしました。なんせ、歯が悪かったので、保険証が欲しかったのです。同時に社会保険の類は扶養になりました。

 

年も明け、そろそろ確定申告だし、と思って、書類をそろえていたのですが、よくよく調べていくと、以下の点が判明しました。

 

1月~3月までは正規職員として給与を貰い、その後は、クラウドソーシングを活用しながら在宅で収入を得ていたのですが、

社会保険料の計算は、退職日から1年間の収入で判断されます。所得税は、退職の日付に関わらず1月~12月までの総収入から納税額が出されます。

 

この条件のもとで計算をしていくと、社会保険法上は夫の扶養に入れますが、税制上は配偶者控除対象ではなかったのです・・・(´;ω;`)。

気付いたときには、すでに1月。夫の会社では「配偶者控除」を申告して、年末調整を受けてしまっています。

どうしよう・・・申告まちがえた。。。

 

年末調整で間違えても大丈夫。夫・妻の確定申告を行えばいい

先日、私は「さっさと税務署に電話をする」ということを学びました。

なので、すぐに税務署さんに問い合わせしちゃいました。

例のごとく、私の妄想の中では穏やかな老紳士に、穏やかにお答えいただきました。

 

「そういうことなら、ご主人のほうも確定申告し直してくださいね(*´ω`)」

「ご主人の源泉徴収票を出してもらって(*´ω`)」

 

はぅぅぅぅぅ。

そうですよね。

配偶者控除の対象だからと、オットが支払う税金を少なくしてもらっていたのですから、対象でなくなったってことは税金を追加で払わなければならないということ。

確定申告もう一人分ですか。

そうですか・・・。

書類を作成するのは、ちゃちゃっとできると思うのです。

むしろ、オット会社にせっかく年末調整してもらったのに、また源泉徴収票を出してもらうってことが申し訳ないです。。。

オットの会社は、この手のことには寛容なほうなので、変なことに巻き込まれないとは思いますが、会社によっては、面倒がられることもあるかもしれませんので、できれば避けたいですね…

社会保険については、会社ごとに異なる。

ちなみに、扶養に入っていることで受けられる保障で、もう一つ大切になるのが社会保険です。

つまり、

・健康保険(保険証がもらえる)への加入

・年金(国民年金第3号被保険者)への加入

が得られるかどうかです。こちらは、税制とは別のものです。しかも、収入の金額がいくらだったら加入できるか等の条件は会社?組合?によって異なる場合があるようなので、各自問い合わせることが確実ですよ。

 

少し収入を得ているだけでも「もう扶養から外れてください」と言われた人もいますし、ざっくりとした計算だったという会社もいます。

 

うちのオットの会社の共済組合の場合は、毎月安定した定期収入ではないこと、収入が130万円以内(年間)であることで、税制上も、社会保険制度上も扶養に入っていられるそうです。(1月は8万、2月は4万、3月は5万、6月は10万、みたいのもOK)

収入ですので純粋な稼ぎのこと(入ってきたお金全て)ですね。

源泉徴収される前の、経費分も含んでいる金額です。

さいごに

最近はクラウドソーシングや、フリマアプリやイベントでの販売など、在宅でもできるお仕事で活躍される人も多いですよね。

最初は扶養内で始めたのに・・・って方は、税金の申告がややこしくなることもありますから、お気をつけくださいね。

尚、色々調べてはみたけれど、自分にあてはまらず、「あれどうなん?」ということがたくさん起こります。

ご自分の申告については、税務署に確認するのが一番ですよ!