
marshallartsstudio / Pixabay
我が家のローズマリーは、おそらく、カビが原因のうどんこ病と、外来種のヨコバイの被害を受けています。
ローズマリーの他に、ミント、レモンバーム、青しそを育てているのですが、ヨコバイ以外の虫も飛んでいるし、紫蘇には何かの幼虫がついていて、ふと「こいつらがローズマリーに悪さしていないとは言えないな」と思ったのです。
ローズマリーに被害を与えるものは、他にもあるんじゃないか思ったので調べてみました。
ローズマリーがかかる可能性がある病気
うどんこ病
カビが原因の病気です。カビは、湿気に弱いというイメージがありますが、うどんこ病は湿度が低く、乾燥した状態を好みます。春から秋頃まで、発生しやすくなります。
対処方法としては、重曹水や酢水をスプレーする他、市販の農薬を使う方法もあります。
苗立て枯れ病
土から伝染する病気。種まきから発芽後すぐや、苗を植え替えてすぐに、茎がくびれて倒れてしまうとか。
できれば、新しい土を使う。地植えするときなど、どうしても古い土を使うときは、殺菌をしてから植えれば予防になるそうです。
うーん、うちの土は再利用ばかり…。一応、黒いビニール袋に入れて、晴天の日に放置するという殺菌をしておりますが、どれくらい効果が出ているか不明です。今のところ大丈夫そうですが、ちょっと心配になる。
灰色かび病
灰色かび病は、いろいろな植物の茎や葉、花、実などに症状があらわれます。最初は、水が染み込んだような淡褐色の異常があらわれ、症状が進むと、灰色のカビが表面を覆い、最後は腐ってしまいます。
梅雨や秋雨といった雨の多い時期に注意が必要です。風通しを良くしたり、枯れた部分や、咲き終わった花は取り除いてしまわないと、弱ったところからカビが感染してしまいます。
ローズマリーに寄生する害虫
ヨコバイ
我が家が大きな被害を受けたのは、ヨコバイという虫です。おそらく外来種で、効果的な対策は、今のところないようです。
粘着シートでペタペタと採っていますが、ミントやレモンバームにも被害が拡大中。
ヨコバイの記事を書いていますのでどうぞ。
プランターのローズマリーに斑点がっ 病気?虫?駆除方法はあるの!?
アブラムシ
農家さんとガーデナーの敵でもあるアブラムシ。日本全国に分布し、国内だけでも数百種類いるとされます。
こいつの厄介なのは、温暖な地域ではメスだけで繁殖できること!30日で、1匹が1万匹になる繁殖力を持っています。しかも、ある程度増えると、羽を持つ個体が生まれて飛んで移動し、新たな繁殖地を見つけることができるのです。
厄介…。
アブラムシの厄介なところは、アブラムシそのものというより、ウイルスを運んだり、分泌液が原因になってカビが原因となる病気が生じることもあることです。
アブラムシについては、市販の薬剤も販売されていますが、あまり薬を使いたくないという人には粘着テープで取ったり、歯ブラシで容器に落としてサヨナラしてしまうという方法があります。また、牛乳や石鹸水をスプレーするという方法もあります。
また、アブラムシの天敵といえばテントウムシ。テントウムシが来てくれれば、いいんですけどねぇ。なかなか難しい。
ハダニ
約70種類いて、葉の裏側から汁を吸います。汁を座れた部位は、緑の元である葉緑素が抜けてしまうので、表から見ると白い点々ができているように…。
葉の裏にいたとしても体長が0.5mmでは、老眼の目には見えません…。
うーん、素人には、うどんこ病とハダニの違いを見分けるのが難しいし、今も、ハダニが寄生していてもおかしくない。
高温で乾燥する環境を好むので、梅雨が明けてから被害が拡大するとのことです。ハダニの専門薬が販売されています。
ヨトウムシ
ヨトウムシはヨトウガという蛾の幼虫です。ヨトウムシは雑食性で、野菜、花、果樹と、植物に寄生して餌にします。
要は、イモムシ。蛾が飛んできて卵を産み付け、卵から孵化した幼虫が、その場にあった葉を食べていくのです。とにかく、葉を食べて穴だらけにし、しかも新芽を好んで食べるので、手で取り除くか農薬を使います。
イモムシ…苦手な人も多いのでは?かくいう管理人もかなり苦手なため、何かの折に見つけたときは、なんとか割り箸でとっています。ローズマリーにも付くのか、そうか…。
さいごに
ローズマリーにつく可能性のある虫や、感染する可能性のある病気は、複数ありました…。これ、たぶん、合併しててもおかしくないですね。
今日は、隣のプランターの青しそに、何かのイモムシがいたので取り除きましたが、いつローズマリーに移動してもおかしくないってことか…。
梅雨どきも、梅雨が明けても心配が続きますねぇ。
コメント