申年の梅は縁起がいい?
梅干し講座で、先生が仰っていたのが
「申年(さる年)の梅は縁起が良い。」
ということ。
12年に1度だけしか作れない申年の梅。
「無病息災、厄除け」の力があると好まれるそうです。
「申」⇔「去る」
にかけまして、「悪いもんが去る年」というのが「あるある」でわかりやすかったです。
また、申年は梅が不作になりやすいという説もあったようです。
確かに、講座でも、「今年は梅の実が少なくて」という話がありました。
申年は、天災にしても、経済的なものにしても、疫病にしても、なにかしら歴史に残るようなことが起きていたようです。その節目で「梅」が人々を救っていたことから、「申年の梅」説がいい伝えられるようになったとのこと。
(諸説あります)
毎年何かしらのことが、日本中、世界中で起きているので、申年が特別、という感じかどうかわかりませんが、それでも、ちょっと力のありそうな「梅」を食べることで、人々が元気になったり、前向きな気持ちになれるといいなと思っています。
ちょっと梅酢が出てきたかな。