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最近流行りの多肉植物。育てている方もいらっしゃいますか?
皆さん順調に育てていますか?
私・・・とにかく枯らします。
昨年あたりから、多肉植物熱が高まり、元同僚氏も巻き込んで多肉を育てているのですが、後から始めた元同僚氏のほうが、うまいこと育てている始末・・・。
どうやらマイホームを買ったことで、軒下に多肉専用棚を作ったらしく、LINEで写真が送られてくるのです。
・・・・なんかオシャレで悔しい(-_-メ)
コツを聞いたら、「いや適当ですけど、基本的には本の通りにやっていますよ。」とのこと。なるほど、几帳面男子、さすがですが、全くその通り。
基本を知ることって大切です。
多肉植物は水をあまりあげなくて良い は大きなカン違い
多肉植物は、水やりも少なめで管理が楽…そんな見出しを数多くみました。え、そんなことないです。
多肉植物は、たしかに乾燥を好みますが、水をあげなくて良いわけではありません。水をあげないと枯れます。えぇ、簡単に枯れます。
大事なのは、植物に合わせた時期に、必要な量の水をあげること。
ぜんぜん簡単じゃない…。
水やりの前に…多肉植物の好みについて知っておこう
水やり以前の問題として、自分が育てている多肉植物の好みを知っておきましょう。
風通しの良いところに置く
水やり以前の問題ではありますが、多肉植物の置き場所に気をつけます。
中が蒸れるのが根にはよろしくありません。場合によっては、サーキュレーターを用いて、人工的に風の流れをつくるそうです。
手持ちの多肉の好きな季節(生長期)を知っておく
多肉植物には、ぐんぐん成長する時期があります。これを「生長期」といいます。
この生長期に植え替えをしたり、肥料をあげたり、ちゃんと水をあげたりすると、植物たちも効率よく成長できるそうです。
逆に、あまり成長しない時期を「休眠期」と言います。
何か新しいこと、成長したり花を咲かせたりはせず、おとなしーくしている季節です。
本などでは「春秋型」「秋冬型」と、生長期を基準としてタイプ分類がされていると思います。
たとえば、次のような種類がありますよ。
エケベリア、ハオルチア、ガステリア、コチレドン(熊童子)、クラッスラ、セダム、ゴーラム
リトープス、コノフィツム
去年の夏。結構猛暑でしたね。ぐんぐん日差しを浴びて、緑が濃くなっていたので嬉しくなって、植物というのは光と水が必要だ!なんて、つい調子にのって水やりをしました。
熊童子の葉っぱがバタバタバタっと落ちました(´;ω;`)
リトープスは溶けました(´;ω;`)
いずれも、冬型で夏には休眠している子たちでした。休眠中は、ほぼ水をあげなくてもいいくらいの品種もあるのですが、あまりの暑さに、全くあげないのも心配で、水をあげてしまったのです。
本当に要らなかったんだね・・・
むしろ必要だったのは、風通しと日陰でした。
かわいそうなことをしました・・・。
★過去の失敗談はコチラ



ただし、熊童子もリトープスも、水分を保持する力が強い多肉ちゃんたちです。得意な季節ではないけれど、定期的に水やりが必要という種類もあります。
種類によって求める水の量が違う…水やりの難しいところです。
多肉植物の水やりポイントは、コレだ!
これはもう、やっぱりポイントを絞るしかないと、やっと自分を奮いたたせて、本を確認したり、ネットで調べたりしたのですが、いくつかポイントがありました。
土が乾いたら鉢底から出るまでたっぷり
土を触って乾いていることはもちろん、持ち上げてみて軽いかどうかも確認。
鉢底から出てくるまで注ぐ。
葉にはかけない
うちの両親は、ホース先のシャワーから直接水まいてましたがね・・・。
本当はダメみたいです。葉を避けて根元部分から注ぎ込みましょう。
季節によって水やりをする時間帯を変える。
「気がついたから水をあげていた」だと、多肉植物に負担が大きいことがあります。特に、日本には四季がありますから、季節によって水やりの時間を変えると良いでしょう。
元気な季節には多めに、休眠期は少なめに。
休眠期に植え替えをしてもうまく根が生えなかったり、水をあげすぎて腐ってしまったりするので、あまり手を出さないのがベターな時期です。
多肉植物それぞれの生長期には、こまめに水やりを行いますが、休眠期は少なめを心がけます。中には全く必要ないという種類もありますが、全く水がないと枯れてしまうという種類もあるので注意が必要です。
これが一番難しい…。
さいごに
今年の目標のひとつは「多肉をがんがん増やす」ことです。去年枯らしてしまった種類も、実は新しい株を買ってきました。
冬場は室内に入れたのですが、日差しがちょうど良かったのか、元々の土が良いのか、成育状況はまぁまぁ良さそうです。去年の反省を生かして水やりは焦らずに、種類に合わせたタイミングを目指したいと思います。
植替えを待ってるゴーラムさん(*’ω’*)
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